「ケアマネジャーが産業ケアマネになるまでに必要な4つの発想て転換」

講師:株式会社チェンジウェーブグループCCO木場 猛氏

研修の目的

対象:産業ケアマネ(見込み)の方

最終目標:両立支援で生計を立てられる

工夫:話の進め方に相談フローを組み込んでみる

目指す効果:それぞれの人が自身の今やるべきことが分かる→一歩進んで「できる気がする」状態にする。

〇ビジネスとしての両立支援は

企業が従業員に対して提供するサービス(福利厚生に似てる)として「企業の従業員」と商取引を交わす商形態。企業と従業員の目標は利益を最大化すること。ニーズはたった2種類。

~売上アップ(従業員のエンゲージメント向上~

~コストダウン(従業員の離職/パフォーマンス低下の防止)~

 つまり…仕事としての両立支援の目的は「介護」を支えるのではなく「働く」を支えること。(よく働くようにすること)

 ということは…「ケアラー」の支援をしてはいけない。原則、介護からどう距離を取るかを考える。

 自分の価値観(偏り)がどうであれ、仕事としての目的はこれ

先ず行動。ケアマネジャーが産業ケアマネになるまでには…ビジネスモデルの違いを自覚し、今までと違う営業努力が必要。介護で学んだ努力を捨てることも必要。

➀偏りを自覚する標語で「福祉のクセ」をアンラーニング

②ジェノグラムの「本人」「家族」を入れ替えてみる。

③主語をできるだけ小さくした商品ごとのコンセプトを書いて人に聞く。

④とにかく看板を出す。できるやり方で営業開始。

始めからうまくはいきません。がとにかく動いてみましょう。

ケアマネジャーはどうしても「要介護者の本人」にスポットを当てがちだが、産業ケアマネとして動くにはお客様が違う。という先生の話が印象的だった。