止まっていた時計の針が動き出す!!

ケアマネジャーを紡ぐ会静岡支部長
合同会社Yet代表社員
山梨義正

「静岡の山梨」で、お馴染みのケアマネジャーを紡ぐ会静岡支部長です!

広い世界に飛び出して、自分と共感できる人達を探しに出掛けよう
きっと、この業界ってそんなに悪くないと思えるから

みなさま、こんにちは。

はじめましての方もいるかと思いますので、まずは自己紹介からさせていただきます。

『静岡の山梨です』

「もう聞いたことあるよ」という方、くどくてすみません。

ケアマネジャーを紡ぐ会で静岡支部長をさせてもらっている山梨義正と申します。

近頃、この鉄板ネタが最初の頃のような笑いをとれなくなっていて少し悩んでいる今日この頃です。

私自身は平成27年に静岡県富士市で単独居宅を開業し、現在4名のケアマネジャーと共に日々ケアマネ業務をさせていただいております。

ひょんなことから昨年の7月にケアマネジャー紡ぐ会の静岡支部長に任命され、あれよあれよという間に1年が経とうとしています。

今回のコラムも初めての経験で、何を書こうか悩みながらパソコンの前に座っております。

前置きはさておき、今回は自分自身のはなしと紡ぐ会との出会いについて、少し筆を走らせたいと思います。

平成27年に起業し、今年の4月で開業してから10年目を迎えたのですが、時間が経つにつれて開業時の志や想いが段々と薄れてしまい、日々の業務を淡々とこなすことがここ数年あたり前となっていました。ケアマネジャーとしての在り方や、業務内容に対する不満を溜め込むばかりで「なんでこの仕事を選んでしまったのだろうか」とか「このままいけばケアマネジャーの仕事に未来はないな」など、今思えば半分投げやりな気持ちで仕事をしていることが増えていたような気がします。

そんな中、自分の頭の中でこんな風に仕事ができたらいいなと勝手に妄想していた『産業ケアマネ』が資格として存在することを知り、その資格を創設したケアマネジャーを紡ぐ会と出会いました。

最初は資格からでしたが調べていくうちに、紡ぐ会の(前)会長

『宮崎直樹』

という人物にとても興味を惹かれ、気づけば毎日ブログをチェックするようになっていました。

そこからケアマネジャーを紡ぐ会が主催する研修やセミナーに参加をするようになり、昨年の7月導かれるように仲間入りをさせていただきました。

その時すでに宮崎さんは闘病中で「もっといろいろなことを聞きたい」「もっとこの人を知りたい」との思いを抑え、紡ぐ会の活動をさせていただいていましたが、念願かなって昨年の11月に宮崎さんのお宅に訪問させていただき、初めてリアルでお話をさせていただく機会がありました。

気合を入れてこれだと持って行ったお土産がダダ滑りして失笑を買い、空回りで終わってしまった回となってしまいました。

次こそはと今年2月にも伺ったのですが、K支部長のKさんがすべての話を持って行ってしまい不完全燃焼となってしまいました。

それでも、zoom会議や研修、Facebookライブ等でお話しする機会があり、少しでも『宮崎直樹』を感じられたことが今思うと、とても貴重な時間でした。

紡ぐ会に出会う前の自分を振り返ると「現場をないがしろにしていると感じられる法改正」「福祉の仕事だから無償は当たり前と言われることに対しての葛藤」「それに伴う様々なしがらみ」色々な思いを持っていても、結局なにも変わらない、変えられない。だから仕方がない。そんな風に不満を口にするだけで、日々の業務をこなすだけになっていました。

でも、自分の中の奥底では分かっていたんです。

行動しなければ変わらない、変えられない。

今のままでは、本当に誰もケアマネジャーをやらなくなる。介護職もいなくなる。

なんとかしたくても自分一人では何もできないし、だれもまともに話すら聞いてくれない。

そう言い訳をすることで、自分の殻に閉じこもりここ数年過ごしていたんだなと。

『ここにいる人たちは、みんな諦めてない。

 むしろ何とかするために行動している』

『みんなすごい人たちばかりだ』

これが、紡ぐ会の幹部の方々に対して感じた率直な自分の感想です。

そんな方々が、自分の事を受け入れてくれている。それだけで、自己肯定感が高まるのを感じました。一人でダメなら、志が同じ仲間と行動すればいい。そう感じさせてもらえました。

普段の生活では、なかなか市外や県外、遠方のケアマネジャーと交流を持つことはできないと思います。しかし時代は変わり、リモートでの交流が増え、様々な発信を見る機会も多くなりました。

一人で殻に閉じこもっていたり、悩んでいる方がいたら、ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみませんか?

きっと、自分と共感できたり想いを共有できる仲間がもっともっといるはずです。

だって、私自身がそのおかげで一歩前に進むことができたから。

『止まっていた時計の針が動き出した』

これは、紡ぐ会と出会って一緒に行動をするようになって感じた思いです。

(進会長には、なにカッコいいこと言っちゃってんのと冷やかされましたが…)

最後に、これを読んでくれたケアマネジャーが一人でも

『また明日からがんばろう』と思える内容になっていれば幸いです。

まとまりのない文章で読みづらい箇所もあったと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。